乳酸菌生成エキス研究室乳酸菌生成エキス研究室

乳酸菌生成エキス×健康

花粉症対策と乳酸菌生成エキス

なぜ花粉症になるのか、体の中でどんな変化がおきているのか、耳鼻咽喉科医の松永敦先生(大北メディカルクリニック院長)にお聞きしました。
「乳酸菌生成エキス」の研究データもご紹介します。

教えていただいた方

大北メディカルクリニック院長
松永 敦 先生
松永 敦 先生

教えていただいた方

大北メディカルクリニック院長
松永 敦 先生
関西医科大学卒業。大阪大学耳鼻咽喉科にて研修後、東京大学音声言語医学研究施設にて喉頭生理学を研究。その後、大阪大学に戻り音声機能外科を臨床面で進める。神戸女学院大学にて音声学の講師も務めた。現在は大北メディカルクリニック院長として音声を中心とした地域医療に従事。国内外の音声の患者は延べ人数で13万人。首都圏では、TBSラジオの「Dr.松永の聞こえるクリニック」という医療番組を2010-2016年まで担当。「乳酸菌生成エキス」は医師だったお母様からすすめられ、愛飲歴は26年。
STEP1 学習編

アレルギーに関わる、
「Th1」と「Th2」、2つの免疫細胞を知ろう

アレルギーに大きく関与しているのが、Th1(主に感染に働く)とTh2(主にアレルギーに働く)といわれる2つの免疫細胞です。通常、両者は互いに良好なバランスをとりながら免疫をコントロールしています。ところが環境や食生活、ライフスタイルの変化によって、Th2が過剰になると、Th1との免疫バランスがくずれます。すると花粉のような、本来は反応しなくてよい危害の少ない物質に過剰反応してしまう。これがアレルギーです。つまりアレルギー対策のポイントは、Th1とTh2、この2つの免疫バランスを良好にととのえること。そうすればアレルギー体質が改善されると考えられます。

では、どのようにしたら、Th1とTh2の2つの免疫バランスは、ととのうのでしょうか。

STEP2 実践対策 その①

高タンパク食品や甘いものは控えよう

まずは食習慣の見直しからはじめましょう。現代人は、肉類などの高タンパク質に傾きがちな食生活で、Th2細胞が活性化しすぎています。この状態にあると、アレルギー症状につながるIgE抗体が体内で生産過多となります。花粉もタンパク質でできていますから、身体がこれを異種タンパク質としてとらえます。IgE抗体はさらに体内で過剰生産され、攻撃し続けてしまうため、症状の悪化につながるのです。よって、Th2細胞が優位に働きすぎないよう、まずは高タンパク食を控えることが大切です。

実際、私も以前はひどい花粉症でしたが、食生活を改善したことで症状が緩和されました。いろいろな文献をみて、牛や豚の、特に脂肪部分を多く摂取するようになったことで、アレルギーやガンなどの免疫病や膠原病が増加したことがわかりました。ですから、牛や豚などの哺乳類系の肉食をやめてみたのです。コーヒーにも精製糖(砂糖)を入れず、黒砂糖や羅漢果のみにしました。すると確実に花粉症の症状が良くなったのです。びっくりしました。Th1とTh2のバランスがよくなったのでしょう。飲み薬が不要になり、鼻にスプレーする程度になりました。食事療法による花粉症の改善を実感しました。

花粉症になりやすい人の食事

野菜が足りない。油ものが多い /甘いものを普段から食べている/ 四つ足系の肉食が多い / もち米でできたものが好き。普段から食べている/ 野菜嫌いである。または少ししか食べない。

STEP2 実践対策 その②

「Th1」と「Th2」のバランスをととのえる

花粉症をはじめとするアレルギーに関係しているTh1細胞とTh2細胞の2つの免疫バランスのくずれ。この改善には、食生活の見直しに加え、「乳酸菌生成エキス」をとることでさらに期待ができるでしょう。新潟大学名誉教授だった安保徹先生の2005年の研究データでも確認されています。

安保徹先生の研究では、「乳酸菌生成エキス」を投与したマウスはTh1細胞が活性化し、ここから産出される免疫物資のインターフェロン-γが著しく増加し、Th1とTh2の免疫バランスがととのった結果が出ています。(グラフ1)

私のクリニックでも、「約450症例の患者さんの6割以上が、「乳酸菌生成エキス」による有用性を体感。また8人のアレルギー患者さんによる乳酸菌生成エキス摂取前後の血液データから見ても、3カ月間、乳酸菌生成エキスを継続飲用することで、7割の方のアレルギーに関する数値が低下していることを確認(グラフ2)しています。

STEP3 情報編

花粉症が改善した先輩の声を聞いてみる

「舌下免疫療法」と「乳酸菌生成エキス」で飲み薬不要に

KKさま(37)(会社員・東京都)

私の花粉症は、4年前の2015年の春に突然にやってきました。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目や耳のかゆみに加えて38℃の高熱まで出ました。病院の目薬と飲み薬で対処しましたが、それでもひどい鼻詰まりは改善されず、仕事も集中できません。睡眠不足にも悩まされる日々でした。

翌年も同様に辛い状況でした。あまりのきつさに、仕事でお付き合いがある耳鼻咽喉科医の伊藤宏文先生に相談したところ、花粉シーズン後の6月から、「舌下免疫療法」と「乳酸菌生成エキス」の摂取をすすめられました。

「舌下免疫療法」は、舌の下にスギなどアレルゲンを含む治療薬を毎日自分で投与し、身体を慣らし症状軽減をめざします。「乳酸菌生成エキス」に関しては、良質成分だと知っていたのと、アレルギーが腸と関与している認識もあり、納得して飲み続けました。すると、翌2018年は、飲み薬ありでしたが、症状がかなり緩和。そして、今年2019年の春は、飲み薬なしで過ごせるまでになったのです。「乳酸菌生成エキス」のおかげか、便通もよくなり、代謝もととのい健康的に細身になるというおまけつきです。

治療中、糖質とグルテンを控え、野菜中心の食生活に改善したのも功を奏しました。来年で、治療も終了かなと期待しています。

まとめ

  • ①「乳酸菌生成エキス」を摂取すると、「アレルギー症状に関係しているTh1細胞とTh2細胞のバランスが改善」を期待できる試験結果が出ている。
  • ②「乳酸菌生成エキス」は、3カ月飲用が「アレルギー」改善の目安になることが期待できる。
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