ごあいさつ
ビーアンドエス・コーポレーション
初代社長
Message
我社の創生期をたどりますと、105年前、大正3年(1914)にヨーグルトの製造販売をしたことから始まります。乳酸菌に関する研究は、私の祖父である初代・正垣角太郎(まさがき・かくたろう/明治7年生まれ)にさかのぼります。医師であった角太郎は多くの人の健康を願って事業を始めました。角太郎の志は、二代目・正垣一義(まさがき・かずよし/明治34年生まれ)、そして私の世代のメンバーへと引き継がれました。今では、次世代の研究員が研鑽をつづけております。
この100年を3つに区分することができます。最初の30年間は、「ヨーグルト」と「乳酸菌製剤」の時代です。この間、「生きた乳酸菌」の強化に力がそそがれました。
戦後まもない頃(1945)には、生菌ではなく、「乳酸菌発酵ろ液」と考えは進化します。しかもこのときから、「牛乳培地」から「豆乳培地」への変更がなされました。牛乳が手に入らないという困難をきっかけに工夫がなされたのです。「生菌」から「ろ液」へ、「牛乳」から「豆乳」へ、この変化が現在の『乳酸菌生成エキス』への大きな土台となっております。そして35年前の1980年ごろに現在の『乳酸菌生成エキス』になりました。
この『乳酸菌生成エキス』は、ヨーグルトとは物質的にも、考え方も全く次元の異なるものとなりました。発酵、熟成した中から有効性分だけを抽出したのが『乳酸菌生成エキス』です。この中には、培地の豆乳成分や乳酸菌の栄養である糖もありません。乳酸菌の「分泌物」と乳酸菌の「菌体物質」だけになりました。
現在の技術で分析しますと、4000〜7000個もの微小成分が含まれています。それらの微小物質が複合的にあらゆる生命体によい影響を与えるのです。しかし今の技術では、これらの微小物質の一部しか特定することはできません。我々にできることは製造に関し徹底して手法(工程)を守ること、そして高度な分析技術で製品の安定を管理することです。ただ、現在の研究には飛躍的研究成果の可能性が秘められています。期待したいところです。
この100年間をふり返るとき、『乳酸菌生成エキス』ができるまで、これにかかわり、善意とともに支えてきた人は数しれません。また科学をもって推し進められ完成したと考えがちですが、実は2500年前、経典の中に示されている発酵の英知から考え方を導かれたものです。ここに心が至ると、『乳酸菌生成エキス』は我社のものではありません。天から、あるいは自然から我社が預かっていると考えざるを得ません。ここに『乳酸菌生成エキス』を通して、「より多くの人が健康を実現されることに貢献する」という我社の理念が確立されていきました。
仏教の経典の言葉を製品名に反映している
人のお益に立たなければ、『乳酸菌生成エキス』の存在価値はありません。また世の中に必要とされるものであってこそ、会社が発展するのです。
『乳酸菌生成エキス』は誰にでもお役に立ちます。老若男女、病気の人にも、健康な人にも、どなたにもお益に立ちます。ただお益に立つためには一つ条件があります。それは「続けていただく」ことです。「続ける」そのためには、健康について、『乳酸菌生成エキス』について理解していただかなければなりません。一度でもご縁をいただいた方を中心に、「本当の健康を考えるゼミナール」を重ねております。この「続ける」をキーワードに我々は活動していきます。
皆さまが健康を実現されることを願い、地道にお伝えすることを続けてまいりたいと考えております。
2019年11月吉日
株式会社ビーアンドエス・コーポレーション
福井 正勝