乳酸菌生成エキス

Lactobacillus fermentation extract

『乳酸菌生成エキス』は、
当社の100年の乳酸菌研究から完成された
特許製法-16種共棲培養特殊抽出法から
得られる乳酸菌の発酵エキスです。

「乳酸菌生成エキス」は、人それぞれの腸内にすんでいる腸内細菌 にはたらきかけ、
腸内フローラの改善に役立ちます。
指紋のように一人ひとり違う腸内細菌を増やし、
その構成バランスをととのえます。
「乳酸菌生成エキス」は、乳酸菌そのものではなく、腸内細菌にはたらきかける成分が凝縮したエキスです。

「乳酸菌生成エキス」のおすすめポイントは、3つ。

  • point1
  • point2
  • point3

誕生の経緯

最近では、「腸内環境あるいは腸内細菌をととのえることは我々の健康にとって重要である」ということが深く浸透しつつあります。この考え方を今から100年以上前に提唱していた人物がいました。ロシア人生物学者メチニコフ(Ilya Ilyich Mechinikov, 1845—1916年)です。彼は、1908年に細胞性免疫発見の功績でノーベル生理・医学賞を受賞しましたが、晩年は長寿の研究に取り組んでいました。

その中でメチニコフは老化の原因は腸内細菌が腸で作り出す腐敗成分による中毒であるという「自家中毒説」を提唱しました。さらにこの予防には、腸内細菌を腐敗成分を作らない細菌に置き換えることが有効であるとして、乳酸菌類を含むヨーグルトが効果的であるという説(ヨーグルトの不老長寿説)を『不老長寿論』の中で提唱しました。

このメチニコフの学説に深く感銘を受けた1人の日本人医師がいました。その人物が正垣角太郎(1874—1937年)でした。「人々の健康を実現するため」と、乳酸菌事業(ヨーグルトの製造販売)を1914年(大正3年)に始めることになります。「乳酸菌生成エキス」にいたる研究は、ここから始まりました。

誕生の経緯
誕生の経緯 誕生の経緯

角太郎の意志を継いだ正垣一義(1901—1985年)は、世界恐慌・第2次世界大戦といった激動の最中、ヨーグルト(牛乳の発酵)から豆乳の発酵、そして生きた乳酸菌から乳酸菌の分泌成分へと研究をシフトさせていき、最終的に「乳酸菌生成エキス」(Lactobacillus fermentation extract, LEX)の開発に成功しました。角太郎が研究を開始してから実に70年以上もかかって到達した一つの答えでした。

「乳酸菌生成エキス」に関する研究は、100年にもおよぶ歴史とともに現在も受け継がれ、鋭意研究が進められています。研究手法も進歩し、医学系研究をはじめ微生物学、分子細胞生理学など様々な分野(領域)で研究が進められています。一義が研究を進めていた時代では解らなかった様々なことが理解できるようになってきています。

乳酸菌生成エキスの成分

「乳酸菌生成エキス」は、乳酸菌素材としては新しい分野の「バイオジェニックス」という機能性素材です。生きた乳酸菌の「プロバイオティクス」、乳酸菌のえさとなる「プレバイオティクス」とは大きく異なります。

「乳酸菌生成エキス」は、乳酸菌の分泌物と菌体物質です。

●分泌物とは
分泌物とは、乳酸菌が発酵するときに出す成分で、“ナワバリ物質”ともいわれています。 分泌物は、私たちの腸内にすみ着いている乳酸菌をはじめとする善玉菌を育み、理想的な腸内細菌バランスをつくるサポートをします。

●菌体物質とは
菌体物質とは、乳酸菌の細胞を守っている細胞壁などが分解された成分です。 乳酸菌生成エキスは、発酵後約1年間熟成します。その熟成によって乳酸菌はバラバラになり菌体物質になります。この菌体物質は、私たちが持っている「自己防衛能力」を刺激して、そのバランスを整えます。

分泌物+菌体物質=乳酸菌生成エキス 分泌物+菌体物質=乳酸菌生成エキス

>乳酸菌生成エキスの特殊製法について

わたしの乳酸菌を育む

腸内にすんでいる細菌はみんな違う

人間の腸内には、細菌が約100兆個、1kg以上すみ着いています。その種類は、男女などの性別だけでなく、家族でも、さらに一卵性の双子でも違いがあることがわかっています。 図は東京大学大学院が行った腸内細菌の遺伝子分析の結果です。腸内細菌の違いが分布図で示されています。

乳酸菌も一人一人違う

善玉菌の代表格である乳酸菌も、腸内に定着している乳酸菌の種類は、1人1人違うこともわかってきています。血液型の違いや、風邪菌などの病原菌を排除する力の反応の違いで、腸内にすみ着くことができる乳酸菌は違うと考えられています。

わたしの乳酸菌を育みましょう

乳酸菌を育み、腸内に定着させて健やかな毎日を過ごすためには、生きた乳酸菌を摂取するのではなく、指紋のように異なる腸内に元々すみ着いている乳酸菌を育むことがポイントです。

「乳酸菌生成エキス」はわたしの乳酸菌を育むハタラキがあります。

静岡県産化学農薬・化学肥料不使用大豆を使用

「乳酸菌生成エキス」の製造で欠かせないものが豆乳です。日本は、豆乳の素となる大豆の9割を輸入に頼っています。なんと国産大豆は1割しかありません。乳酸菌の発酵培地として使用している豆乳は、水の豊かな富士山の麓にある静岡県の自社農場で大切に育てられた大豆を使用しています。さらに、化学農薬・化学肥料不使用で育てています。有機栽培で育てられた大豆は日本の大豆供給量のたった0.04%。大変貴重な原材料を使用していることがわかります。

>「乳酸菌生成エキスができるまで」

乳酸菌生成エキスは、大豆を育てている自社農場に隣接する自社工場で製造しています。徹底した品質管理と安全性の確保を行っていると認められた「健康補助食品GMP※適合認定」を取得しています。
※GMP:製造から出荷までの工程において、安全に作られ、一定の品質が保たれるようにする適正製造規範。

「空気、水、自然」の3つがそろった豊かな自然環境の
国内自社農場で大豆を生産し、GMP認定の国内自社工場で製造する。
これがこだわりです。

2000以上の医療機関で採用

「乳酸菌生成エキス」は、2000以上の医療機関で、ドクターによるアドバイスの元、販売されています。食品成分にもかかわらず、ドクターによる「乳酸菌生成エキス」の研究・臨床データが20例も発表されており、関連する書籍も多く出版され、注目を集めています。

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