乳酸菌生成エキス研究室乳酸菌生成エキス研究室
腸まもる君の
腸内フローラをととのえよう

ドクターインタビュー1:免疫を強化しよう!

  • 【1】あなたの免疫力を簡単チェック
  • 【2】教えて、水上先生! 免疫システムを知って守る力をアップ
  • 【3】水上先生に教わる 今すぐできる3つの免疫力アップ法

自分のカラダは自分で守る時代。頼りになるのは、免疫力です。正しい知識と具体的なメソッドを知り、自分を守りましょう。

【1】あなたの免疫力を簡単チェック

まず、知っておきたいのは、免疫力が低下していないかどうか。そのヒントは日常のちょっとした症状に出てきます。一緒にチェックしていきましょう。


  •  毎年、インフルエンザにかかる
  •  何に4~5回以上は風邪をひく
  •  風邪をひくと長引く。気管支炎になることも。
  •  疲れが簡単にぬけにくい。
  •  ずっと便秘か下痢をくりかえしている。
  •  花粉症などアレルギー症状が年中出ている。
  •  擦り傷や切り傷が治りにくい。
  •  突然ヘルペスができた。
  •  ウイルス性の胃腸炎にかかりやすい。
  •  今まで何度も肺炎になっている。
  •  口内炎ができやすい。
  •  膀胱炎になりやすい。
▶思い当たる項目が多いほど、免疫力が落ちている証拠です。

一番わかりやすいのは、風邪や膀胱炎といった感染症にかかりやすくなったか、かかると長引くかどうか。アレルギー症状や、切り傷の治りにくさ、口内炎なども免疫力が落ちているサインです。下痢や便秘は、免疫と深く関わる腸内環境の悪化を示します。

【2】教えて、水上先生! 免疫システムを知って守る力をアップ

 難病治療と未病予防のエキスパートであり、公衆衛生学博士の水上治先生(健康増進クリニック院長)「免疫」について教えていただきました。

  • ①そもそも免疫って何ですか?

    一度かかった病気に二度とかからないか、かかっても軽くすむ働きのこと。大きく分けて、自然免疫獲得免疫とがあります。


  • ②自然免疫ってどんな免疫ですか?
     自然免疫は生まれつき備わっているもの。皮膚(第1バリア)や粘液(第2バリア)を突破し体内に入り込んできたウイルスなどを発見し、最初に攻撃(第3バリア)をしかけるシステムです。自然免疫を担当する細胞は、マクロファージや好中球などいろいろありますが、大事なのは、体中をパトロールしているNK(ナチュラルキラー)細胞。このNK 細胞は自己と非自己を出会った瞬間、瞬時に見分け、非自己を破壊できるすごい免疫細胞です。コロナウイルスも察知したらすぐに撃退します。
  • ③獲得免疫はどうやってゲットしていくの?
     獲得免疫は、私たちが生後、感染症にかかりながらゲットする免疫。B細胞やヘルパーT細胞、キラーT細胞など様々な種類がありますが、獲得免疫は自然免疫がウイルスなどの病原体を攻撃するも、突破され、体内に侵入してしまった時に活躍します。(がん細胞などにも)

    特に活躍するのは、B細胞。ウイルスにあわせた抗体をつくり、くっついて、ウイルス活性を抑え撲滅させます。その闘い方は、きちんと学んで記憶されるので、次に同じウイルスや細菌などの病原体に出会っても、すぐに攻撃ができます。1回麻疹(はしか)にかかると、次に麻疹ウイルスが入ってきても大丈夫でいられるのは、こうした獲得免疫のおかげです。

  • ④ワクチンはどうして効くの?
  •  ワクチンとは、前述した獲得免疫システムを人工的にやること。ワクチンを接種することで、病原体に罹患したときに類似する免疫記憶が成立します。ただ、抗ウイルス剤同様、副作用はゼロではないため、よく考えて判断してください。日頃から、腸管免疫をあげるなどして、基本的、総合的免疫力を上げておきましょう。

【3】水上先生に教わる 今すぐできる3つの免疫力アップ法

        

今すぐ簡単にできる免疫力アップ法を3つ教えていただきました。

〈その1〉自然免疫の最初のバリアを強化!

さて、ここで問題です。前ページの自然免疫のところでお話した第1、第2の入口バリア(皮膚の角質や気道の粘液など)を強化する一番簡単な方法は何でしょうか? ヒントは「栄養素」。粘膜を守り、ウイルスがついたとしても流してくれるよう粘液もたくさん分泌させるものです。

 答えは「βカロチン」。これをたくさん摂取することです。βカロチンはビタミンAの前段階物質で、にんじんなどの緑黄色野菜に多い栄養素です。ですからこの時期は多めにとって、鼻や咽頭などの粘膜バリアを強化しましょう。免疫調整作用があるビタミンD(鮭やサンマなど)、抗ウイルス作用のあるビタミンC(パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツなど)とあわせてとるとよりよいでしょう。なお、ビタミンDは、日光を1日1回、体のどこかに浴びるだけでつくられます。20分程度を目安に心がけましょう。


〈その2〉腸管免疫を意識する!

私たちの免疫細胞のおよそ70%が腸にいます。なぜなら、口や鼻の粘膜を突破したウイルスなどの病原体は、食べ物の栄養素と一緒に消化管に運び込まれるため、その門番として機能するためです。
 この免疫と深く関わっているのが腸内細菌。200 種類100 兆個以上の腸内細菌と免疫細胞がタッグを組んで病原体から体を守っています。ですから免疫力をアップさせることは簡単。腸内細菌の種類と数を増やせばよいのです。腸内細菌の好む穀類や野菜類などの多い食事をとるようにしましょう。
 この時期は、手軽に素早く腸内細菌に働く「乳酸菌生成エキス」もおすすめ。免疫調整に役立ちます。エビデンス(下記コラム参照)も出ている安心の成分で、信頼できるものです。


〈その3〉自分の好きなものに、力をもらう!
 免疫アップには、健康的で充実した生活習慣も欠かせません。好きなものを日常に取り入れ、力をもらうのもよいでしょう。できるだけ無理はせず、楽しく継続性あるものがおすすめです。実際に、ヘルシーライフを送っていると、NK 細胞の活性が高くなりやすい、維持されやすいという報告もあります。
 ちなみに私は楽器演奏やカラオケ(今はできませんが)に、力をもらっています。朝起きてすぐに格調高いバッハを演奏しているのですが、すると自分まで格調高い気分でスタートできるから不思議です。
 運動も大切です。ただ、激しいことを無理にする必要はありません。買い物のついでに遠回りする、テレビを見ながら軽い筋トレをするなどで十分ですよ。


■コラム-乳酸菌生成エキスで免疫力活性化⁈

 

乳酸菌生成エキスを摂ることが免疫力の底上げに有効であることがわかっています。その効果とはたらきとは?



●「乳酸菌生成エキス」によるNK細胞の活性効果と免疫調整のはたらき


「乳酸菌生成エキス」をとると、NK細胞のはたらきを活性化することがわかりました。注目すべきは、乳酸菌生成エキスには、体の状態に関係なく免疫力が高められるのではなく、身体を害するものが体内にあるとき(本研究では腫瘍を移植)のみ活性化するといった免疫力を調整する作用があることです。




乳酸菌生成エキス研究・臨床データ集Ver.6(2018年)P8より

●「乳酸菌生成エキス」による腸の免疫の活性効果



「乳酸菌生成エキス」をとると、「自然免疫」と「獲得免疫」の橋渡しをするNKT細胞という特殊な免疫細胞が「小腸で2倍」、「大腸で4倍」に上昇する結果が出ています。(マウスの経口投与解析)




乳酸菌生成エキス研究・臨床データ集Ver.6(2018年)P7より

教えていただいた方

水上先生

健康増進クリニック 院長
水上 治 先生

医学博士。公衆衛生学博士。「健康学」の第一人者。がんや難病の方々に寄り添う医療を志向。著書に、「1週間バランス健康法」(PHP)、「がんにならない方法を教えてください」(文響社)など多数。

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腸まもる(45歳)

腸まもる(45歳)

腸まもる(45歳)

某研究所で、腸内細菌研究にいそしむ腸オタク。腸の大切さを啓蒙していくことを喜びとしている。

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