乳酸菌生成エキス研究室乳酸菌生成エキス研究室
腸博士・藤田紘一郎先生に聞く腸たいせつな話
No.15 ≪究極のウンチ≫

究極のウンチからはじまる幸せの毎日

はじめに

2021年5月14日、長年当社のメディカルアドバイザーを務めていただいた藤田紘一郎先生が81歳で亡くなられました。「腸の大切さをより多くの方にお伝えしたい」という先生のご意思を少しでも引き継ぐべく、この度、藤田先生のご家族にご了承いただき、当社の名誉メディカルアドバイザーにご就任いただくこととなりました。

今回は、「あたまとおなか新聞(弊社発行紙)」にて過去に先生に連載いただいた記事の中から、特にご好評いただいた内容を再編集して、お届けします。



ニコニコ穏やかな秘訣

「先生はなぜ、いつもニコニコ穏やかでいられるのですか?」講演会などでよく尋ねられる質問です。かつては「瞬間湯沸かし器」と自称するほど怒りっぽかったので、そんな風に言っていただけると嬉しくなります。
 そんな私がいつもニコニコ穏やかでいられる秘訣は2つ。 「あるがままに生きる」ことと、腸を通じて心身の健康状態をチェックし、日々「腸内細菌を慈しんでいる」ことです。

「あるがままに生きる」 

私の人生観が変わったきっかけは、インドネシアのカリマンタン島での生活でした。水道もない、電気も満足に供給されていない原始的な生活をしている地域でしたが、私はここで多くのことを学びました。
 それまで、私は他人の目を気にする一方で、自分のやりたいことはどんなことでもするという、とてもわがままな人間でした。ですが、インドネシアでの生活を続け、現地の方の率直で飾らない生き方の中に身を置くにつれ、自分自身のあるがままを感じ、それを率直に受け入れることが必要であると実感したのです。そして、私は「あるがままに生きる」心地よさを知り、生きることがとてもラクになりました。

※イメージ

人付き合いも「あるがまま」

私は、相性の悪い人がいても、それ以上のつきあいはしません。 お互いの「あるがまま」を尊重するのは、無理に仲良くしようなどとしなくてよいのです。よく「他人を変えることはできない。自分を変えたほうが簡単だ」と言いますが、実際には自分を変えることほどストレスがたまることはありません。ストレスでイライラが募ると腸内に悪玉菌が増え、腸内細菌バランスが崩れます。それだけでなく、確実に寿命を縮めます。嫌いな人のために、自分の寿命を縮めることほど、もったいないことはないでしょう。ですから、私は仕事でも仲間内でも、相性の悪い人がいたら、「この人にも、あるがままがあるから」と思って、そーっと遠ざかるようにしています。

ウンチはストレス耐性と幸福感のバロメーター  

私は毎日、自らのウンチをチェックして、自分のストレス耐性と幸福感の感受性を調べています。
 幸福感の感受性はウンチの大きさに比例します。なぜなら、ウンチの約3分の1は腸内細菌とその死骸だから。腸内細菌は日々繁殖と死を繰り返しますが、腸内細菌の活動が活発ならば、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が増えるとともに、ウンチの量も多くなるのです。
 私はうつ病など精神疾患のある患者さんたちの大便を調査したことがありますが、彼らの大便は例外なく不健康なものでした。善玉菌はほとんどみられず、悪玉菌ばかり。量は少なく悪臭のひどいものばかりです。こうした腸では、セロトニンの分泌は満足にできません。ストレスへの耐性と幸福度の感受性は低下し、うつ状態に陥りやすくなります。

目指したい「究極のウンチ」

私が「究極のウンチ」と定義しているのは、「量はバナナ3本分、キレが爽やかで、練り歯磨きや味噌の固さ、黄褐色でにおいは微か、水にゆっくり沈むウンチ」です。こうしたウンチが出た日、腸は最高のコンディションにあり、免疫もととのい、ストレスへの耐性も良好にあるといえます。
 私も毎朝「究極のウンチ」が出るよう努めています。腸内細菌を育てる具体的な方法はさまざまありますが、大切なのは、常に問いかけることです。お菓子やコンビニ弁当を目の前にしたら、「腸ちゃん、あなたはこれを食べたら喜ぶ?」と尋ねます。腸は「NO」と拒否します。自分の健康状態を荒らす食べ物とわかっているからです。私は腸とこんな会話をしながら、腸内細菌を慈しむように日々過ごしています。

今日からできる「ウンチチェック」

生き方や人生観を変えることは難しいかもしれませんが、自らのウンチをチェックし、腸内細菌を慈しむことは、今日からできる方法です。腸内細菌は、自分の命を守ってくれる大切な共生菌であり、同志です。その同志が体内の状況と真の精神状態を私たちに知らせてくれるメッセージがウンチです。毎日チェックして、究極のウンチを目指して腸内細菌を慈しみ、幸せな毎日をお過ごしくださいね。

編集部より

この度、藤田先生を当社の名誉メディカルアドバイザーに迎えさせていただいたこと、大変感謝しております。今後も、藤田先生に教えていただいた多くのことを皆さまにお伝えできるよう、努めてまいります。
 最後に、“腸の大切さをより多くの方にお伝えしたい”という先生のご意思に共感し、先生が長年続けてこられた啓蒙活動を少しでも引き継ぎたいという当社の希望をご承諾いただいた藤田先生のご家族の皆さまに改めて感謝申し上げます。

(編集部)

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profile

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)[1939ー2021]

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)

藤田 紘一郎(ふじたこういちろう)[1939ー2021]

東京医科歯科大学名誉教授、医学博士。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。マラリア、フィラリアなどの免疫研究のかたわら、「寄生虫体内アレルゲン」、「ATLウイルスの電線経路」の発見など多くの業績をあげる。また免疫学を下敷きにしたユニークなエッセイストとしても活躍。著書に『笑うカイチュウ』(講談社・科学出版賞)、『清潔はビョーキだ』(朝日文庫)、『腸内革命』(海竜社)、『病気にならない乳酸菌生活』(PHP文庫)、『腸で寿命を延ばす人、縮める人』(ワニブックス)など多数


当社は“腸の大切さをより多くの方にお伝えしたい”という先生のご意思に共感し、先生が長年続けてこられた啓蒙活動を少しでも引き継ぐべく活動してまいります。(藤田先生のご家族にもご了承いただいております)
なお、藤田先生のご出身大学であり、名誉教授も務められていた東京医科歯科大学の基金の理念にも賛同し、医学生育成にも微力ながら支援してまいります。

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション

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